Q.かにの足の本数は?A.ズワイガニ10本・タラバガニ8本【覚え方解説!】

Q.かにの足の本数は?A.ズワイガニ10本・タラバガニ8本【覚え方解説!】

カニの足の本数について「10本なの?」「8本なの?」と迷ったことはありませんか。

実はカニの種類によって本数が異なります。

ズワイガニは典型的な十脚目に属しているため10本[1]、一方でタラバガニはヤドカリの仲間なので8本しかありません[2]

混乱しないための覚え方はとてもシンプルで、「ズワイガニのズ=十(10)本」「タラバガニのバ=八(8)本」と語呂合わせで覚えておくのがおすすめです。

本記事ではカニの足の数がなぜ違うのか、その理由と特徴をわかりやすく解説していきます。

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ヒロコ

カニが大好きなヒロコです。おいしくてお得なカニを見つけるとすぐに買ってしまいます。みんなに喜んでもらえるカニをピックアップして紹介してます♪

カニの足の本数は何本?基本知識を整理

カニの足は10本

足の本数 分類 特徴 覚え方のコツ
ズワイガニ 10本 十脚目(本来のカニ) 脚に身がぎっしり詰まっている 「ズ」=十(10)本
タラバガニ 8本 ヤドカリ下目 後方2本は退化して隠れている 「バ」=八(8)本
サワガニ 10本 十脚目(淡水のカニ) 川や山間部に生息、小型でも構造は同じ 基本ルール「カニ=10本」

カニの足の本数は10本が基本

多くのカニはハサミを含めて「10本の足」を持っています。

これはカニが属する十脚目(デカポーダ)というグループ名の通りで、5対の脚から構成されているためです。

前側の1対は鋭いハサミ(鋏脚)として発達し、残りの4対は歩行に使う脚です。

そのため一般的に「カニの足=10本」と覚えておくのが正解です。

ヒロコ
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ズワイガニや毛ガニなど、私たちがよく食卓で目にする多くのカニはこの構造に当てはまります。

「8本」や「6本」と言われる理由

一方で「カニの足は8本」と紹介されることがあります。

これは歩行に使う脚(歩脚)だけを数えている場合です。

つまりハサミを足として数えず、左右4対だけを「足」と認識しているためです。

さらに「カニの足は6本」と誤解されることもありますが、これは子ども向けのイラストや簡略化された絵で足の本数が少なく描かれていることが原因です。

実際には6本のカニは存在せず、あくまで表現上の省略によるものです。

ズワイガニの足は10本!特徴と覚え方

僕は足10本ズワイガニ

ズワイガニの足の構造

ズワイガニは典型的な「十脚目」に属するカニで、左右5対、合計10本の足を持っています。

前方の1対は鋏脚(ハサミ)で、獲物を捕まえたり外敵から身を守るために使われます。

残りの4対は歩脚で、海底を歩いたり泳ぐ際に使われます。

さらにズワイガニの脚は身がぎっしり詰まっており、特に細長い脚の部分は食用として人気があります。

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ズワイガニの足の数を覚えるコツ

ズワイガニは「一般的なカニの代表格」として考えると覚えやすいです。

「カニ=10本」と基本を押さえておけば、ズワイガニもその典型だと理解できます。

また「ズワイガニのズは十と覚える」と語呂合わせで記憶すると、10本という数が自然に頭に残ります。

タラバガニの足は8本!実はヤドカリの仲間

僕は足8本タラバガニ

タラバガニが8本しかない理由

タラバガニは見た目こそ立派なカニですが、実はカニの仲間ではなく「ヤドカリ下目」に属する生き物です。

そのため足の本数はズワイガニなど一般的なカニとは異なり、左右4対の歩脚とハサミの合計8本しかありません。

残りの後方の2本は退化して体の奥に隠れており、外からはほとんど見えません。

この構造のためパッと見たときに「タラバガニは8本足」と認識されるのです。

タラバガニの分類学的な特徴

タラバガニは甲殻類の中でも「異尾類」と呼ばれるグループに含まれ、ヤドカリやヤシガニと近い仲間です。

甲羅の形や大きな体、横に歩く姿から「カニ」として扱われていますが、分類上は本当のカニではありません。

スーパーや市場で「カニ」として売られていますが、学術的にはカニのように見えるヤドカリという立場になります。

ヤドカリに分類されるタラバガニや花咲ガニは、カニミソを取り除いてから出荷されます。

タラバガニの足の数を覚えるコツ

タラバガニの「タラバのバ⇒8(はち)」と語呂合わせすると、8本であることを覚えやすくなります。

また「タラバガニ=ヤドカリの仲間」と意識するだけで、普通のカニとは違うことが自然に定着します。

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その他のカニの足の数は?

サワガニや小型カニの例

日本の川や山間部に生息するサワガニも、基本的にはズワイガニと同じく10本の足を持っています。

小さな体ながらハサミが1対と歩脚が4対という構造は変わりません。

見た目のサイズが小さいため「足が少ないのでは?」と誤解されがちですが、拡大して観察するとしっかり10本そろっています。

また観賞用として人気のある小型のカニ(アカテガニやベンケイガニなど)も同様に10本足があります。

ヤドカリとの比較

カニと混同されやすいヤドカリは、タラバガニと同じく「ヤドカリ下目」に属します。

そのため見た目はカニに似ていますが、足の数は8本です。

後方の2本は退化しており、貝殻の中で体を支えるために使われます。

見た目が似ているため「どちらもカニ」と思われがちですが、足の本数を数えると分類の違いが一目でわかります。

まとめ:ズワイガニは10本、タラバガニは8本

混乱しないための簡単な覚え方

カニの足の本数について混乱しやすいのは、

  • ズワイガニ=カニの仲間
  • タラバガニ=ヤドカリの仲間

という違いがあるためです。

ズワイガニは十脚目の代表としてハサミを含め10本、タラバガニはヤドカリ下目なので8本という点を押さえておけば間違えません。

覚え方のコツとしては、

  • ズワイガニのズ=十(10)本
  • タラバガニのバ=八(8)本

と語呂合わせで覚えるのが効果的です。

これでズワイガニは10本、タラバガニは8本とすぐに思い出せます。

 

注釈


1. カニ – wikipedia
2. タラバガニ – wikipedia
3. タラバガニ – wikipedia